請求書発行アウトソーシングとは?料金相場と3つのメリット
請求書発行の手続きは、自社で行うと時間がかかってしまいます。
今回は、請求書発行の効率化を図るためアウトソーシングをご検討されている方へ向けて、メリットや費用などを解説していきます。
目次
請求書発行アウトソーシングとは
請求書発行アウトソーシングとは、請求書に関する業務を外部の業者に任せること、つまり代行業者や経理事務所に請求書データを送り、請求書の印刷から郵送までの業務を委託する事です。
近年では業者に替り、請求書データを取り込むだけで郵送まで完了する請求書発行システムもあります。
請求書発行アウトソーシングのメリット
請求書発行アウトソーシングを導入するメリットとして、以下の3つがあげられます。
- 印刷・郵送などの手間を削減
- 業務の効率化・品質の向上
- 空いたリソースで他業務に専念できる
印刷・郵送などの手間を削減
請求書発行の手続きを自分で行った場合、印刷・封入・郵送手続きなどの手間が多く発生します。請求書発行アウトソーシングを導入することで、この手間を大幅に削減することができます。
また、月末は請求書発行の手続きで残業が増えてしまっているという場合は、人件費などのコスト面の削減も可能です。
空いたリソースで他業務に専念できる
請求書発行業務をアウトソーシングにより効率化することで、他の業務に割けるリソースが増えます。
本来、単純作業はなるべく効率化して時間をかけないのが望ましいといえます。空いた時間で今まで手がまわらなかった「緊急ではないが重要な仕事」にも、取りかかるようにしましょう。
請求書発行をアウトソーシングする際の注意点
メリットの多い請求書発行アウトソーシングですが、システムを導入する際に注意しなければならないこともあります。
自社に合ったシステムの選択
請求書発行アウトソーシングのシステムは多数存在します。下調べをせずに導入してしまうと、求めていたサービス内容とは違うといったことにもなりかねません。そのため、自社に合ったシステムかどうか慎重に見極める必要があります。
月にどれだけの請求書を発行するかによりかかる費用も変わるので、そのあたりも把握しておきましょう。
セキュリティ対策
請求書は取引先との重要な書類です。
大切な情報を共有することになるため、もしも情報漏洩してしまうようなことがあると信用問題に大きく関わります。そのため、導入を検討しているシステムのセキュリティ面のチェックは重要事項です。
請求書発行アウトソーシングの料金相場
料金形態は、月の請求書発行件数によりプランが設定されているものや、月額の固定費用+1仕訳あたりの費用が設定されているもの等、様々なものがあります。
自社の運用や規模に合わせたプランを調べる必要がありますが、月々にかかる料金相場は15,000~100,000円ほどです。
また、自社専用に請求書をカスタマイズしたい場合は、価格が上がるケースが多いです。現在の運用をなるべく引き継ぎたい場合などは、一度提供元に相談してみるのもよいしょう。
まとめ
請求書発行をアウトソーシングすることで、社内業務の効率化やコスト面の見直しが可能となります。請求書の発行数や運用方法により、最適なアウトソーシング先やシステムは変わりますので、導入を検討している場合は、一度見積を取り寄せてみてはいかがでしょうか。